雑記帳の流れで

書きたくなったときに

今日は書きたい日

本を買ったり、お気に入りのアクセサリーを買ったり作ったり、イベントに行ったりで

ちょっと活動的だった9月中旬。

特に久しぶりに読書を始めたのと、来年の新しい手帳が届いたことで

気持ちが昂り、Twitterをやたらと更新してしまったので

これはブログの出番だと思い立って、パソコンの電源をつけました。

 

何から書こうかな。

 

本屋さんのポイント5倍デーの日に突然買った単行本が5冊もあって

どれから読もうかワクワクしていて、

まずは本の帯が破れてしまわないように紙袋のアップサイクルブックカバーを作成しました。

その作業が楽しくて、読書が進まなかったんですけど、私に取っては充実した時間だったので

なにやら達成感があります。

 

読書はあまり好きではない人間ですが、

読書が好きな人には憧れがあります。

だからか、数年に一度くらいの頻度で読書欲が生まれます。

10代の頃はもっぱら漫画や物語(児童書)を読んでいましたが、

20代になってから物語が読めなくなってしまいました。

それからは自己啓発系の本を集めたりした時期もありましたが、

あまり興味が持てず、引っ越しのタイミングで大半を手放しました。

そして、今回買った5冊の本もまた、自己啓発やエッセイが多いです。

 

私が物語を読めないと認識したのは

ハリーポッターと不死鳥の騎士団を読んでから数年後に映画を見た時でした。

小学生の頃にハリーポッターシリーズが大流行していて、本も映画もとても話題でした。

私も映画を見て、本も読んで、とても楽しかったのを覚えています。

私が最後に読んだハリーポッターはまだ映画化されていない物語でした。

私の中でのハリーたちはもちろん映画の中の役者の皆さん。

本を読み進めていてもそれは変わらないのですが、

不死鳥の騎士団からは急に登場人物が増えて、物語も複雑になり始めます。

それに頭の処理が追いつかなくなって、最後まで読むのにかなりの時間を要しました。

それから数年後、ついに不死鳥の騎士団が映画化され観に行ったとき、

自分の想像力、理解力の無さや、解釈の違いに驚かされました。

それをきっかけに物語を読むことを、もう諦めよう!という感じで落ち着きました。

 

おそらく、脳の構造的に白黒思考が強く、

イメージの解像度は低く、文の処理速度も遅いので

文字で表現される感情や情景が具体的に提示されないとモヤモヤするのでしょう。

(とても残念な人間に思えて悲しい)

基本的にどんな物語を読んでもモヤモヤします。

 

驚きの結末とかも苦手です。

映画君の膵臓を食べたいを見たとき、

思わぬ展開にショックを受けて少し寝込みました。

どうやら私はハッピーエンドしか興味がないようです。

 

それに比べると、自己啓発やエッセイ、ビジネス系の本は

淡々と文が連なっていて読みやすいです。

「ふーん、そういう考え方もあるんだ」と

自分の知識や思考の幅が広がる感じも好きです。

ただ、読んだだけで実は何も身についていないし実行していることもないので

余程のことがない限り、本は開きません。

 

去年あたりからYouTubeの読書解説動画を見始めるようになりました。

話題の本を分かりやすく紹介してくださるので、とても楽しい時間でした。

その時の自分を責めたいわけではないけど、

「解説動画を見るのと、自分で読むのは違うんだよ」と

もう少し早く教えてあげたい気持ちがあります。

 

好きなTwitterアカウントの方が、本を出版することになり、

発売後すぐに、皮膚科の待ち時間に買って読んだことがありました。

なんとも言えない気持ちになる不思議な本で、

誰かに勧めたりはしないけど、大事にとっておこうと思いました。

後にその本はメディアでも取り上げられて、

YouTubeで解説動画もアップされるようになりました。

解説動画が全てではないのはわかっています。

でも、なんだか自分の読んだ感覚とは全く別の尺度で解説されていることに

とても残念というか、悲しい気持ちになってしまったんですよね。

それからは本の解説動画も見なくなってしまい、

また読書好きに憧れる読書苦手に戻ってしまいました。

 

長くなりましたが、今回買った5冊の本を買った理由はこうです。

本には色々な読み方があることを知った

母は本の後書きから読むそうです。

インフルエンサーの方が紹介していた読書術本では、

紙一枚にまとめる方法なんかもありました。

頭の硬い私は、プロの作者と編集者が作ったものだから、

はじめにからあとがきまで順を追って読むのが読書だと信じていました。

実はそれぞれの読書方法があったなんて、衝撃でした。

 

ということで、早速Amazon primeで本をダウンロードして

目次から目を通したり、はじめにだけ読んで他の本に手を出してみたり

気になる本をとにかく見てみました。

Amazon primeだから月額料金がかかるわけでもなく、

電子書籍だからスペースをとることもなくて、とても心地よい読書感覚でした。

 

ある程度、読書が楽しくなってきたことと

本屋さんのポイント5倍デーがタイミングよく重なったおかげで

数年ぶりに読書欲が舞い戻ってきました。

 

今の私には意欲がある時にしかできないことの一つなので、

めっちゃ楽しみたいと思っています。